今年ももうわずかになりました。
今回のテーマは、特別支援教育の体育やパラスポーツです。
<目次>
1.世界最速の義足を開発、「人類最速」と「マイノリティの課題解決」を目指す遠藤謙氏が登場!!
2. 凸凹のある子どもの体育を現地レポート
3.先生・保護者が知らない、相談室の子ども
4.スポーツ×発達障害(水泳&柔道)
1.世界最速の義足を開発、「人類最速」と「マイノリティの課題解決」を目指す遠藤謙氏が登場!!
日本を代表する研究者の一人、遠藤謙氏が登壇くださいます!
※遠藤謙氏のwikiはこちら
遠藤氏は、MIT Technorogy Reviewのインタビュー記事「義足エンジニア・遠藤 謙が「人類最速」の先に見据えるもの」で、このようにお話されています。
「障害者が速く走る」ことが社会的にどういう意味を持つのか。それは、「健常者のほうが速い」という思い込みが、テクノロジーによって覆され得るのだということ。それがスポーツの世界では現実的に見えてきた。
僕は、人類で一番速く走る人の足は義足だと考えています。その科学的根拠もおぼろげですが見えてきていて、いずれ証明したいと考えています。義足で速く走ることというのは、サイエンスの視点だと、筋肉の使い方やそれに対する人工物の設計の最適化問題なんですね。この課題はすごく面白いし、人類の可能性を拡げる領域だと思っています。
とても楽しみです。
2. 凸凹のある子どもの体育を現地レポート
現場で何が起こっているのか、普段はなかなか知る機会がありません。
発達に凸凹のある子どもたちは、どんな日々を過ごしているのでしょうか?
そう思ったらこちらのセッションを!
小学校、中学校、高校とそれぞれの段階で、子どもたちはどんな状況にあるのか?
日本とアメリカ、どのように違い、また共通しているのか?
そんなお話を伺えると思うので楽しみです。
3.先生・保護者が知らない、相談室の子ども
上記は学校の先生の視点でしたが、なんとこちらのセッションは相談室から!
セッション紹介には以下のようにあります。
「体育が嫌」と感じる生徒たちはどんなことにしんどさを感じるのでしょうか。運動が苦手であること以外にも、実は多くの要因があります。・・生徒が安心して参加できる授業を作るために何ができるか、一緒に考えませんか。
相談室には様々な子どもが来るといいます。
子ども一人一人にあった体育、スポーツを考える機会になると思います。
4.スポーツ×発達障害(水泳&柔道)
学校には、特別支援学級があったり、先生向けの研修があったりして、発達に凸凹のある子どもに配慮された環境づくりが行われています。
では、学校以外の場所、地域やそれぞれのスポーツ種目では、どんな取り組みが行われているのでしょうか?
以下、水泳、柔道という種目に特化して、インクルーシブなスポーツ環境づくりに取り組んでいるゲストが登壇です。
酒井泰葉氏は、書籍「発達が気になる子への水泳の教え方: スモールステップでみるみる泳げる!」の著者、
酒井重義氏は書籍「発達が気になる子が輝く柔道&スポーツの指導法」の著者(共著)です。
水泳、柔道、そして、スポーツにはどんな可能性があるのか?
楽しみです。
以上、5つのセッションを紹介させていただきました!
次回もお楽しみに!
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上記のセッション紹介は、あくまでスタッフ個人の視点であり、またセッションに実際に参加したわけではありませんので、セッションの紹介文をみての、推測に基づく意見となります。サミット運営委員会としての見解ではなく、また、ここで書いた内容と実際のセッションと異なる可能性もござますので、ご留意くださいませ。
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