DAY1 - 1/15(土)

10:30-12:00

well-beingの視点から未来の体育を考える

前野隆司氏
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授、慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長

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未来の体育共創サミット2022のテーマは「Well-being」です。Well-beingの視点から未来の体育について考え、対話するサミットに参加しようとするとき、「そもそもWell-beingってなんだろう?」「Well-beingの視点から体育を見つめるってどういうことなのだろう?」という問いが浮かぶのではないかと思います。

 

テーマを設定した私たちも、これらの問いについて考え、議論を重ねてきましたが、まだまだ学びの途上にあります。 本サミットを開催するにあたり、オープニングにおいて、参加者の皆様と上記の問いについて、理論的な土台を共有できるとよいのではないかと考えました。

 

そこで、今回は、オープニングセッションとして、「Well-being」の研究の第一線でご活躍されている前野先生をお招き、ご講演をいただきます。前野先生には、演題にもあります通り、「Well-being」の視点から考える未来の体育についてお話しいただく予定です。前野先生のご研究や当日のご講演から多くのことを学ばせていただき、その学びを契機に、充実した9日間を参加者の皆様と過ごすことができたら嬉しいです。 オープニングセッションで、皆様と充実した学びの時間を共有できること、楽しみにしています。

 

13:00-14:30

高齢者から未来の自分(大切な人達)の生活や環境を考える

水野碧里氏
Circle of Life代表、理学療法士、日本スポーツ協会水泳教師、健康運動実践指導者

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このセッションでは、自分が今まで関わってきた「スポーツクラブ」や「整骨院」「リハビリテーション」の現場で出会ってきた方々、特に高齢者の現状を知ったことから自分の老後を考えた事を話させて頂きます。 参加して頂ける方々が「自分の老後はどんな状況でいたいのか?」「どんな環境があれば孤独や自分の生きたいように生きれるのか?」「何がそれを邪魔(不足)しているのか?」など、それぞれ思う老後のイメージや老後の希望を対話しながら、よりよい自分の未来について一緒に模索していくセッションです。

13:00-16:00

哲学対話「Wellbeingとは?」

進行役:安本志帆氏
カフェフィロ・みんなのてつがくCLAFA

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みなさんは「wellbeing」という概念についてじっくり考えてみたことはありますか?じっくりむきあってみると謎だらけなこの概念。「善い在り方」と翻訳されることもある「wellbeing」って健康であること?お金があること?仕事をしていること?夢があること?それらがなかったら、よりよく生きられていないということになるの?それってほんと?あなたにとっての「wellbeing」について様々な他者と共にじっくりゆっくり考えてみませんか?

14:45-16:15

生徒が安心して参加できる授業ってどんな授業?

永井美佳氏
公立中学校相談員

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「体育が嫌」と感じる生徒たちはどんなことにしんどさを感じるのでしょうか。
運動が苦手であること以外にも、実は多くの要因があります。このセッションでは、生徒たちの様々な「しんどい」事例を紹介します(なお、事例は架空のケースも含めて、個人情報保護に配慮された内容となっております)。

それらを通して、生徒が安心して参加できる授業を作るために何ができるか、一緒に考えませんか。授業における倫理的問題、生徒の人権、合理的配慮の考え方について、皆さんの「これでいいのかな」と思うモヤモヤをぜひ持って来てください。

14:45-16:15

あそび探究プロジェクト実践発表会①

中倉駿氏
(小学校教諭) 遊ぶように学ぶ授業を目指して〜子どもとつくる授業〜

駒崎広幸氏
(日本ブラインドサッカー協会) 「目を使わない時間」〜ある視覚障がい者からの提案〜

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㈳未来の体育を構想するプロジェクトでは、今年度5月より「あそび探究プロジェクト」という1年間にわたるプロジェクト活動を実施しています。 前期は講演会や読書会を通して、「遊びとは何か」を深め、後期には各々の現場で遊びを視点にした実践を行っています。 今回はプロジェクトのメンバーから現在取り組んでいる実践について発表を行います。 何か新しい知見を提供するというよりは、より良い実践になるようにご意見がいただけるような場にしたいと思います。

※紙、ペン、目を隠せるもの(アイマスク、タオル、ハンカチ等)をご用意ください。

16:30-18:00

学習者主体の保健の授業について語ろう
今田英樹氏
広島女学院中学高等学校、GEG Hiroshima Cityリーダー
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教員がべらべらしゃべり、生徒はプリントの穴埋めをする授業をやめたら生徒の顔が変わりました。 昨年度授業を受けた生徒の感想です。

 

・学びは、自分の身近に無数に存在するのだとわかりました。その学びを一つでも多く拾っていく過ごし方を目指したいと思います。

・全てのことにおいて、自分から進んで考えるという動作をするきっかけになった授業だったなと思います。保健の授業がきっかけで自分の人生について考えたこともありました。

・人として知っていなければいけないことを学べたなと思いました。 自分が知るだけではなく、周りの人にも教えたいなと思いました。  

 

皆さんは、どんな保健の授業をされていますか?保健の授業を通してどんな生徒になってほしいですか?学習者主体ってなんでしょうか?ぜひ、一緒に考えましょう。

16:30-18:00

体育ラジオ-アフター働き方改革の体育教師のゆくえ-
岡本和隆氏
板橋区立板橋第三中学校、東京学芸大こども未来研究所学術フェロー、元プロダンサー、学校の先生対象ダンスサークル「DANCE X "cross"」主宰

小林大介氏
群馬県高崎市立並榎中学校、野球部顧問(部員0人)、NPO法人新町スポーツクラブ野球教室コーチ、「DANCE X "cross"」群馬支部長

白尾亮一郎氏
㈱群馬ヤクルト(長期社会体験研修で出向中)
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皆さん、働き方改革の進捗はどうですか?僕たちは、働き方改革によって学校の先生の生き方改革も生じると考えています。このラジオ(セッション)では、"ビフォー働き方改革とアフター働き方改革の学校の先生"を切り口に語らい、参加者の皆さんがエナジーを充電することをミッションとしたいと思います。

16:30-18:00

発達が気になる子が輝く柔道&スポーツの指導法
酒井重義氏
NPO法人judo3.0
全国各地で柔道関係者向けに発達障害と柔道指導のワークショップを開催、著書に「発達が気になる子が輝く柔道&スポーツの指導法」(共著)がある。

 
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柔道者やスポーツの指導者からみて、発達障害をどのように捉えたらいいのか、何ができるのか、運動プログラムを作るときどこに着目したらいいのか、など、発達に凸凹のある子供たちへの柔道やスポーツの指導法についてお話させていただきます。

18:15-

ワールドカフェ・懇親会①
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このセッションでは、小グループに分かれて、カフェにいるような雰囲気で話し合いを繰り返す「ワールドカフェ」を行います。リラックスして、コーヒー、ビール、ワインなど自由にお飲み物を飲みながらご参加ください。途中参加途中退室OK。お気軽にどうぞ。

DAY2 - 1/16(日)

 

10:30-12:00

Well-beingと健康の関係
古賀林観氏
ハーバード大学公衆衛生大学院博士課程、医師
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Well-being の高い人は寿命が長いのか?Well-beingは変えられるのか? 私達の行っている最新の疫学研究をご紹介しながらwell-beingのポテンシャルについてお話しします。

10:00-11:30

専門家が考える!「発達障がい児に水泳って必要?」
酒井泰葉氏
一般社団法人日本障がい者スイミング協会代表理事、公益財団法人日本障がい者スポーツ協会 障害者スポーツ指導員、公益財団法人日本水泳連盟 水泳指導員
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「発達障がいに水泳はイイって聞くけど、本当?」「学校の授業の水泳でできる配慮ってなんだろう?」「そもそも水泳って必要なの?」…。 福祉と水泳の専門家が改めて「水泳の魅力」について考えていきたいと思います。

「未来の体育共創サミット」をご覧の方に酒井からプレゼントがあります。障害者水泳ハンドブック「ハッピースイミング(PDF版)」を無料プレゼント。お申し込みはこちら。

10:30-12:00

メンタルヘルスの教育を日本の学校に
吉村英里氏
日本医療政策機構シニアマネージャー

久保賢太郎氏
東京学芸大学附属世田谷小学校教諭
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メンタルヘルスの問題を抱える人の増加がニュース等で喧伝されるが、それは大人に限ったことではない。学校教育の中で、自分との向き合い方・ストレスとの向き合い方といった、メンタルヘルスを保つための教育を行っていく必要はないだろうか?いくつかのデータをもとに問題提起をします。

13:00-14:30

誰にでも関わる教育の話
-僕らに何ができるのか?-
古内しんご氏
通称:偽善者先生 『つみき』代表、教育コーディネーター
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子育てが孤立の“孤育て”になっていたり、教育が学校だけのものになってしまったりします。教育がより良くなっていく為にイマ僕らに出来ることについて考えるきっかけの時間とさせて頂きます。

13:00-14:30

「未来の体育」が生まれる場ってどんな場なんだろう?
【言い出しっぺ】玉置哲也氏
横浜市立旭小学校 主幹教諭
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私を含めて、私の周りでは、様々な場所で学んだ後に、「自分もやってみたいんだけど、自分の職場では難しそう・・・」みたいな声を聞くことが数多くあります。 どうしてこのような声が挙がるのでしょうか?

 

このセッションには、誰も教えてくれる登壇者はいません(笑) 同じ悩みをもっている人、自分のやってみたいことを自由にチャレンジできる職場をもっている人、これから現場に飛び込もうと思っている人、様々な方で集い、対話を重ね、考えを深めていきたいと思っています。

 

ぜひ、気軽にご参加いただき、ご自分の現場で「未来の体育」が生まれていくようにするにはどうすればよいのかということを考えましょう!

13:00-14:30

総合的スポーツクラブをつくる先生たちの熱い思い!〜デポルターレ八戸の事例から〜
久保賢太郎氏
東京学芸大学附属世田谷小学校教諭

金濱亨氏
高校教師・一般社団法人スポーツアズライフ代表理事
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スポーツに遊ぶ機会や場所が不足している現代。とりわけ地方では、そうした環境は「部活」か「スポーツクラブ」に依存している。しかし、「競争」「高度化」だけがスポーツの在り方ではない。もっと多くの市民が、スポーツに触れ、スポーツに遊ぶ機会を享受できないか。そうした熱い思いをもった現役高校教師が立ち上げた総合型地域スポーツクラブ。それが「デポルターレ八戸」。この事例報告から、誰しもがスポーツに遊ぶ機会、環境をどのようにつくっていったらいいのか、という社会的課題について考える。

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14:45-16:15

「体育『で』学ぶ」を考える-IB保健体育の単元づくりワークショップ-第1回(全2回)
古屋佑奈氏
高知県立高知国際中学校

三ツ橋敏史氏
関西学院千里国際中等部・高等部
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国際バカロレア(IB)のプログラム(MYP)を参考にした単元づくりを通して、体育の授業のあり方、体育の授業の意義を一緒に考えませんか?

14:45-16:15

「なまはげ」って知ってます?
吉田和仁氏
秋田県男鹿市大倉なまはげ実行委員会会長

伊藤創氏
横浜市立小学校教諭、秋田県男鹿市出身

太刀山美樹氏
なはまげ伝道師、ミキファニット代表取締役
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国の重要無形民俗文化財ならびに、ユネスコの無形文化遺産である「なまはげ」。そもそも、「なまはげ」って何か調べてみませんか?

14:45-16:15

あそび探究プロジェクト実践発表会②
岡村尚美氏
(日本かくれんぼ協会 理事) 今こそ大人が「かくれんぼ」すべき7つの理由
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㈳未来の体育を構想するプロジェクトでは、今年度5月より「あそび探究プロジェクト」という1年間にわたるプロジェクト活動を実施しています。 前期は講演会や読書会を通して、「遊びとは何か」を深め、後期には各々の現場で遊びを視点にした実践を行っています。 今回はプロジェクトのメンバーから現在取り組んでいる実践について発表を行います。 何か新しい知見を提供するというよりは、より良い実践になるようにご意見がいただけるような場にしたいと思います。

16:30-18:00

柔道のこれからを考える- 学校授業・嘉納治五郎・国際交流の視点から-
藤原修一氏
千葉大学教育学部附属中学校 保健体育科教諭

金正嘉彦氏
介護ヘルパー柔道コーチ

酒井重義氏

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「柔道」について語る場です。3名の登壇者からは、学校授業での柔道、嘉納治五郎、国際柔道交流など、それぞれが考える柔道の魅力や可能性をお話させていただきます。そして、参加者と共に、柔道の魅力や可能性、そして、どのようにしたら柔道は人々のWell-beingを高めることができるのか、などを話し合います。

16:30-18:00

未来の体育共創サミットから生まれた実践報告
松下祐樹氏
一般社団法人未来の体育を構想するプロジェクト
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これまでのサミットをきっかけに生まれた実践を紹介します。 今回のサミットではどんな1歩を踏み出しますか?

DAY3 - 1/17(月)

 

19:00-20:30

英国国家資格BTECが日本のスポーツを変える!
宮原継享氏
Football Samurai academy とJapan at UKのダイレクター、イングランドサッカー協会公認代理人
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部活動に学校生活の大半を捧げるなど、運動・スポーツに時間をかけて努力してきた人が現役を引退した時、進む道が閉ざされてしまうケースや見失うケースがある。

 

運動・スポーツに取り組んだ結果、その後の人生に役立つ力がつき、選択肢が広がる。運動・スポーツで身についた力が社会で認められる。そんな可能性のある資格制度が英国国家資格BTECです。

 

学生であれば、部活をしながらBTECのプログラムを学んでいけば、スポーツへの関わり方を拡げられる可能性もあります。

 

まずはBTECの仕組みや可能性、宮原さんがBTECに可能性を感じるようになったきっかけをお話していただきます。

 

そして、BTECのような制度を導入しようとしたときに起こり得る課題や、部活動の在り方を問い直せる可能性を参加者の皆さんと考えるセッションです。

19:00-20:30

「Blade for All」義足で走ることが当たり前になるために
遠藤謙氏
Xiborg CEO
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DAY4 - 1/18(火)

 

19:00-20:30

「目先の結果より子どもの成長を優先する指導」の理想と現実を考える
阪長友仁氏
堺ビッグボーイズ中学部監督、NPO法人BBフューチャー理事長
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地域のスポーツクラブや部活動において、結果を出そうとして子どもたちに無理をさせてしまうケースがある。結果を優先して子どもたちの今や未来を壊してしまうことは絶対にあってはならない。

 

しかし、「目先の結果より子どもの成長を優先する」といっても、子どもの成長とは何を指すのか?勝つことは成長に必要ではないか?結果を求めないスポーツは楽しいのか?子どもや保護者、地域はそれを求めているのか?…

 

理想と現実の間で悩んだことがある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。 指導者の指導観、指導者と選手の関係性、保護者や地域の期待、クラブのポリシー、チームの雰囲気、練習時間・内容、大会の仕組み、サポート体制、指導者に対する評価の基準、メディアなど、様々な角度からスポーツ指導の在り方を一緒に考えましょう!

19:00-20:00

「超人スポーツと教育」について語り合おう
安藤良一氏
超人スポーツ協会ディレクター
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超人スポーツ協会は、技術を用いて我々の身体を拡張し、誰もが楽しめるスポーツを提案します。 義手義足をはじめとした補綴器具の進化や、情報処理技術の発展に伴い、技術を用いて身体能力を拡張することで、これまでの身体的多様性の意味合いが更新されていく未来が間近に迫ってきました。 すでにスポーツ業界を中心に幾つかの兆候が見られています。 STEM(STEAM)教育もまた、身体の拡張に伴いそのあり方を変容させることが出来るのではないでしょうか(STEAMS)。 我々の世界は物理法則によって制約を受けています。 この意味で、すでに体育は身体を育むプロセスの中で放物線運動や慣性運動を身体的に学ぶ場であったとも考えることができます。 この先、多様性や情報処理技術、物理や化学という項目など、体育「で」学ぶことも可能になる世界が訪れるのではないでしょうか。 ここでは、[体育の授業]から[体育で学ぶ授業]へのパラダイムシフトの可能性を皆様と考えていきたいと思います。

19:00-20:30

グランチアと人生100年時代
70代80代の現役チアリーダー3人と平井康之・九州大学院教授がともに、それぞれの夢と2035年の自分を語る
坂本もみじ氏  グランチア